CID:冤獄

《CID:冤獄》江毅、蘇杏璇、黄元申、任達華、張雷、何璧堅 
嚴浩・舒琪:脚本 嚴浩:監督 1977年 
カラー 粤語 無字幕

男が10年前の犯罪を自首してきた。10年前、無実の罪で15年の刑を受けた男(江毅)は釈放されるが、元妻はすでに他の男と結婚して子供もいた。出所はしたものの、行き場の無くなった男は、屋台の食べ物屋で働いてなんとか生活していたが、自分を捕まえた刑事を憎み、一度は恨みをはらそうとしたが、最後には思いとどまった。その後男の生活も次第によくなっていたのだが・・・。


冤罪で投獄され、10年を経て出獄した男を追いかけて行く。説明もあまりなく物語は進んで行く。彼が何故投獄されたのかも、始まって少ししてから回想で語られるが、それも事件の断片だけと、画面や物語の構成がとても映画的。物語の最後も投げ出されて終わる。
2009.2.14@香港電影資料館「蛍幕新潮 ─許鞍華+嚴浩的電視影片」


■□09年に見た映画一覧□■


今日から電影資料館で始まった許鞍華(アン・ホイ)と嚴浩(イム・ホー)のTVB時代の作品を見る特集。座談会も3回ある(うち2回は行けそう)。