「香港電影百年展」

「香港電影百年展」が3月9日まで、銅鑼灣の時代広場で開催されている。
時代広場の前の一角に劇場風の小さなスペースをつくり、映画館の椅子を少し並べ、モニターで映画を流している。今日は《江山美人》(もちろん邵氏の)。回りにも懐かしいポスター、雑誌、ポストカード、ブロマイドなどが並べられ、映画音楽がながれるブースも設置されている。ただし協力が天映娯楽なので、流される映画や並んでいるポスターなども邵氏のものがほとんど。


さらに劇場と反対の場所には、映画の一場面を描いた周俊輝の作品が並んでいる。周俊輝(詳しくはココに)の作品は面白い。前に展覧会で見たのはフォトインスタレーションで「最後の晩餐」。人物の顔は全部作者自身になっていた。それ以外に「電影絵画」というものを制作していて、これは映画の一場面を絵画で描くもので、なんと中文や英文の字幕も入っている。字幕の字体も再現している。
《無間道》については書いた絵を紙芝居のようにして映画そのものを再現してしまうというものも作っている。緊迫した場面のなずなのに、紙芝居のような滑稽さがあってなんか変な感じだ。


今年の「香港國際電影節」でも香港映画100年に関する上映はあるのだろうか? いまのところ雑誌などによると徐克(ツイ・ハーク)の特集があるらしいのだが・・。プログラム発表は来週の26日。27日には某クレジットカードホルダーの先行予約(それも持っているカードのグレードで2段階に予約時間が分かれている)があるようで、ちょっとむっとしているところ(そのカードは持っていないから)。