周潤發《孔子》撮影中

昨日、胡玫監督は周潤發(チョウ・ユンファ)、周迅(ジョウ・シュン)らを連れ北京近郊の撮影現場に現れた。髭を蓄えた周潤發はまず、監督胡玫にこの映画のオファーについて感謝の言葉を述べた。彼は「今日僕は63歳の孔子。劇中僕は53歳から亡くなるまでを演じる。実は僕も何故監督がこの映画に僕を選んだのか分からないんだ。背の高さが同じくらいだからだろうと思っている」と話した。
昨日、周潤發と周迅は2人のシーンが最も多い日だった。監督は南子を演じる周迅が孔子を演じる周潤發を誘惑する場面だった。周迅はこれまでに周潤發の映画を数多く見ており、今回共演できると知り、興奮して「發哥はとてもいい人、それに仕事熱心なプロ。共演できてとても興奮している」と話した。記者が周潤發にこの映画のオファーを受けてからどんな準備をしたのか問うと、「何も。現場に来て演じるだけだ」と話したが、監督は「彼に言葉は嘘だよ。どんなシーンにもどんな台詞にも彼は自分の考えがある。何も準備をしていなかったら、現場で台詞に意見を言えないだろう」と話した。周潤發は「大変なのは長い台詞を覚えることだよ。文語調のものも話し言葉のものもある。台詞を覚えるために、撮影が終わってホテルに帰り、ずっと練習している。プレッシャーが大きい」と語った。by 2009.5.21「頻果日報」