《維多利亞壹號》@カンヌ

《維多利亞壹號》カンヌ版ポスター。何超儀(ジョシー・ホ−)出資の映画《維多利亞壹號》は今年のカンヌ映画祭でプロモーションしている。成績はよく、すでにフランスに版権が売れた。カンヌでは2分のティーザーも放映され、これを見た外国のバイヤーは何超儀や黄秋生(アンソニー・ウォン)、陳奕迅(イーソン・チャン)を絶賛した。
《維多利亞壹號》の撮影方法は、沈鬱だがテンションが高い。海外の3誌「バラエティ」「スクリーン」「ハリウッドリポーター」はこぞってスペースを割いてこの作品を紹介している。
何超儀初めての出資作品は反応もよい。当初は3級片であり、誰もが受け入れられる作品ではないことが心配されたが、映画の完成度を保つためあえてカットはしなかった。思いもよらぬカンヌでの好評に彼女は大いに歓び、すぐに監督の彭浩翔に知らせた。by 2009.5.21「東方日報」

22日「頻果日報」の記事によると、夏永康撮影カンヌ用ポスターは残念なながら「残忍さが足りない」という理由で飾られておらず、より血なまぐさいスチルを並べているそうだ。

何超儀は、「夏永康の普通のホラー映画とは違うというコンセプトは正しいと思っている。だから少しお金をかけて夏永康にポスターを頼んだ。それだけの価値のあることだと思っている。だけど外国人には分からないようで、それはしょうがない。夏永康の作風が彼らの好みに合わないんだと思う。このポスターは香港の好みにあわせて作っていて、外国マーケットのことは考えなかった。次に映画を撮る時には海外の観客の好みも考えるようにしたい」と話した。by 2009.5.22「頻果日報」

さらにこのポスターは2人の女優の「胸」が見えるため、アジア地区でも宣伝に使用できないのではと思われているようだ。