賈樟柯ついに商業映画を撮る

秘密裏に武侠片を準備しているといわれて数年になる賈樟柯ジャ・ジャンクー)は、6月14日上影寰亞成立式上でついに、杜琪峰(ジョニー・トー)プロデューサーと初めて商業映画を撮影すると明かした。それは脚本の韓東が4年間にわたり準備していた《在清朝》だ。《在清朝》は清末の物語りでアクションシーンがあるだけでなく、喜劇的要素もあり、ユーモアで観客を感動させる作品だと賈樟柯は語った。


賈樟柯は過去に何回も商業映画を撮影したいと話している。それは張曼玉(マギー・チョン)が主演の映画《双雄会》だと思われていたが、実は清末を舞台にした映画だった。6月14日上影寰亞成立式上で公になった《在清朝》は、香港の杜琪峰がプロデュース、脚本は作家の韓東。
賈樟柯武侠片《在清朝》は自分にとって初めての商業映画で4年間準備していたものだと話した。「映画ではアクションシーンも多く、喜劇の要素もあり、ユーモアで観客を感動させる」。賈樟柯はイメージチェンジは核分裂したわけではなく、《在清朝》の中にも自分のこれまでの映画的記憶が含まれるという。
賈樟柯はこれまでに6本の長編を撮影している。クオリティーの高さと評判によってヨーロッパやアメリカで自分の観客を育てて来た。しかし6本とも間違いなくある雰囲気を持ち、どちらかというと文学的であった。賈樟柯は「電影学院に入り映画の理論と映画史を学ぶ前、僕は香港映画ファンだった」と話し、タイプ映画の薫陶を深く受けており、「商業映画を撮り、商業映画の監督になりたい思っていた」と語った。


賈樟柯は杜琪峰と気が合い、今回手を組むのは2人にとっても貴重なことだ。また賈樟柯は準備中、杜琪峰からは非常に多くの指導をしてもらった。必ずや上影寰亞を助け、1億元の興行成績をあげたいと話した。
また脚本の韓東は《在清朝》の2つのキーワードは1つが「文明碎片」、もう1つは「苦寒之地」だと話した。by 2009.6.15「ent.sina.com」

どんな内容なのか、かいもく見当つかず。
上影寰亞は、上影集団と香港の寰亞電影と北京国立常升影視文化公司の出資会社。1年目には2本の映画を撮影する。1本が上記の杜琪峰プロデュース、賈樟柯監督の《在清朝》で、もう1本は陳嘉上(ゴードン・チャン)プロデュースで劉偉強(アンドリュー・ラウ)監督の《夜行侠陳真》。