13年目の古惑仔

陳小春(チャン・シウチョン)と鄭伊健(イーキン・チェン)は1996年《古惑仔之人在江湖(欲望の街・古惑仔I 銅羅湾の疾風)》で共演、2年間で5本の古惑仔シリーズを撮影し、興行成績は億に及んだ。その後「陳浩南」と「山鶏」は世間から姿を消した。13年が経ち、小春と伊健は再び古惑仔映画《飛沙風中轉》を撮影する。6月末から撮影し予定では6週間という短い期間で撮り上げ、謝天華(マイケル・ツェ)の《Laughing Gor之變節》にぶつけようという考えのようだが、プロデューサーの麥兆輝(アラン・マック)は「公開日は決まっていない。必ずしも天華の映画にぶつかるとは限らない」と否定した。


再び共演する小春と伊健は、期待し興奮てしおり、小春は「当時、一気に何本も撮影したので、あえて避けていた。10数年たって、今はグッドタイミングだ」、伊健は「脚本は書かれてからすでに何年も経っており、麥兆輝は僕たちが「年取る」のを待って撮り始めるんだ」と話した。また、謝天華に客演をオファーし、初代古惑仔が再び共演するのかは謎だ。


劇中、伊健と小春はすでにボスに成り上がっている。マーケットが冷え込んでいるため、自然と黒社会を仕切る人物を助けることになるが、面子のために口は出せない。その結果、2人はかつては地位を奪い合い、現在はシマを譲り合うことになっている。麥兆輝は「ヤクザ映画っぽくなく、ブラックユ―モアがある」と言う。劇中、余安安(キャンディス・ユー)は伊健のにぎやかな母親を演じ、小春は葉璇(ミッシェル・イエ)と結婚しており子供がいる設定だ。by 2009.6.17「東方日報」

とりあえず、期待しておこう。伊健はいい感じに歳とっていると思うのだが、小春は最近どうなのか? これ以外に小春が大陸で撮った映画も気になるところなのだが・・・。