香港映画大陸で好調

過去数年、純粋香港映画は大陸で興行収入が1億元を超えることは難しかった。しかし麥兆輝(アラン・マック)、荘文強(フェリックス・チョン)監督、劉青雲ラウ・チンワン)、呉彦祖ダニエル・ウー)、古天樂(ルイス・クー)主演の映画《竊聽風雲》は、一昨日までの18日間で大陸で7650万元、王晶バリー・ウォン/ウォン・ジン)監督、古天樂、徐煕媛(バービー・スー)主演の《大内密探靈靈狗》は一昨日までの12日上映で6900万元の興行収入で、2作品とも1億元を突破できそうだ。
またもう1本、香港では明後日から公開になる香港産のアニメ《麥兜响噹噹》は一昨日までの17日間上映で6500元で、こちらも理想的だ。《竊聽風雲》《大内密探靈靈狗》《麥兜响噹噹》の3本の香港映画は大陸のボックスオフィスでここ2週間は5位以内に位置、先々週はトップ3を占めており、香港映画は大陸で好調で、香港の映画製作者にとっては大きな励みだといえる。
洋画は《義勇群英:毒蛇風暴》と《沖天救兵》の2本の大作が強いが《大内密探靈靈狗》には及ばず、先週は《大内密探靈靈狗》が3500万元で1位となり、2位は上映3日で2600元の《義勇群英:毒蛇風暴》、3位は上映6日で2200万元の《沖天救兵》、4位は《竊聽風雲》の1750元、5位は1100万元で《麥兜响噹噹》。
《竊聽風雲》《大内密探靈靈狗》は大陸の興行収入がいいばかりでなく、香港では洋画には及ばないが、成績は悪くない。一昨日までの11日間で《竊聽風雲》は1060万香港ドル、《大内密探靈靈狗》は5日間で400万香港ドル興行収入だ。(略)by 2009.8.11「頻果日報」