蘭芳園@尖沙咀

蘭芳園の椅子。いま尖沙咀重慶大廈の地下に新しくショッピングモールを作っており、今日その中の数店がオープンした。ここに中環の老舗茶餐廳「蘭芳園」の支店が入った。店内は古めの茶餐廳の雰囲気を残したレトロっぽいデザインで、テープルも椅子も茶餐廳そのもの。丸椅子には「蘭」の字の透かしが入っていて少しお洒落している。中環店の一部を壊した時に取り外した店名を書いた牌も店内に飾られている。メニューには日本語もある。今日はプレオープンで明日の新聞に載るらしく、「明日はもっと混むはず。中環の店は日本人もいっぱい来てくれている、ここもよろしく」と店の人。


地下の一番手前にあるのは、熊本の「岡田珈琲」。この店を香港に引き入れたのは、板前寿司や板長寿司、そして讃岐うどんの自家烏冬を経営している鄭威濤。自家烏冬も蘭芳園のとなりに入っている。その他には今のところ眼鏡屋、ジュエリーショップなどが入っているが、フロア全体がオープンするにはもう少し時間がかかるだろう。