来年には甄子丹×トニー・ジャーか

甄子丹(ドニー・イェン)は先週、過労と風邪により上海の《葉問2》の撮影現場で倒れた。スタッフはすぐに彼を病院に連れてゆき、検査をした。現在は、義父が心臓のバルーン手術を行うため甄子丹は退院しており、一昨日には見舞いにいっている。心身ともに疲労している甄子丹だが、来年には新しい挑戦をし、タイのアクションスター、トニー・ジャーと共演する。


甄子丹はここ2か月ほど、上海で新作《葉問2》を撮影している。この映画の撮影が終わると、今年末には劉偉強(アンドリュー・ラウ)監督の《陳真》に出演、来年には林嶺東(リンゴ・ラム)監督のアクション映画に出演する。主演は甄子丹以外に《拳覇》で知られているタイのスター、トニー・ジャーがおり、劇中2人のアクションスターが手合わせする。


この映画は黄百鳴(レイモンド・ウォン)の新しい会社と大陸の出資者が投資して撮影し、資金は2000万米ドル(約1.56億香港ドル)。トニー・ジャーのギャラがだけでも300万米ドル(2340万香港ドル)になる。資金はかかるが、黄百鳴は2人のスターを共演させたいと考えている。
黄百鳴は現在、東方電影(マンダリンフィルム)の主席を辞しているが、引き続き《葉問》のプロデューサーを務めている。東方電影が気まずい思いをしないようにと、あらゆることに対して目立たぬようにしており、新しい会社について質問すると「新しい会社のことはまたのちほど。トニー・ジャーと甄子丹の共演ができればと思っている。あらゆることはもう少し機が熟したら話したい」と語った。(略)by 2009.9.16

林嶺東と甄子丹の組み合わせがなかなか興味深い。