呉宇森の2本

呉宇森ジョン・ウー)は先日、アメリカの雑誌インタビューを受け、西洋映画を2本撮る予定があると話した。1本は歴史に題材を取った《馬可勃羅(マルコポーロ)》、もう1本は、メルビル監督、アラン・ドロン主演の《The Samurai(サムライ)》のリメイクで、《馬可勃羅》ではマルコポーロフビライ(チンギスハン)の友情に触れる部分があり、フビライ役には周潤發(チョウ・ユンファ)を起用したいと話した。


記者は昨日、呉宇森のマネージャーである張家振に電話で確認を取ったところ、「この2本の映画はアメリカの会社と話し合いの初期段階だ。ワーナーは呉宇森に《馬可勃羅》撮影をオファーしたいと思っている。しかし今は脚本が出来上がっていないので、何時から撮り始められるのか分からない。周潤發がフビライを演じるのはもちろんいいと思うが、いま俳優のことを話すのは時期尚早だ」と語った。by 2009.10.11「頻果日報」

この2本については、上海国際電影節でも呉宇森は撮りたい作品としてタイトルをあげている(id:hkcl:20090614)。