周星馳《太極》

周星馳チャウ・シンチー)は数年前にすでにハリウッドマーケットへの進出を計画していた。しかしたび重なる挫折を経験、最近になりようやくさまざまな困難を克服、自らが監督・主演する西洋映画《太極》の撮影が決まったようだ。
周星馳は劇中、太極拳の師匠を演じ、物語は武術の優れた周星馳が海を越え海外へ赴き太極を広めるとうもので、途中《ブラダを着た悪魔》の主演アン・ハサウェイに出会い、異国での恋が生まれるというものだ。
周星馳は08年《長江7號》を撮影後、新作を撮っていない。海外の映画会社が彼で李小龍の名作《青蜂侠》をリメイクするという話もでたが、最後には周星馳と映画会社の意見が会わず、最終的に周星馳が監督と出演を断ることになった。しかし彼は西洋映画を撮るという思いは忘れていなかった。(略)by 2010.2.22「蘋果日報