一頁台北(台北の朝、僕は恋をする)

右から張孝全、姜康哲、左端は監督。郭采潔、姚淳耀、張孝全、柯宇綸、高凌風、姜康哲、高捷 
陳駿霖(アーヴィン・チャン):監督


パリへ行った彼女のために誠品書店でフランス語の本を立ち読み(座り読み)しながら勉強する小凱(姚淳耀)、書店員のSusie(郭采潔)、店を甥(柯宇綸)に譲って引退しようと考えている動産屋の豹哥(高凌風)、警官(張孝全)、コンビニの店員高高(姜康哲)。台北の街で起こる一晩の追跡劇にほんのり淡いラブストーリーが絡んで進んでいく。


出演者の誰もが役にぴったり、さらにごくごく普通そうな風貌が心地よい。大事件に発展しそうでしない、台北の一ページ。夜市や公園や地下鉄などでロケしていて、見ているとちょっと台北へ行きたくなる。楽しい映画だった。
ぬぼーっとした高高を演じた姜康哲は実物の方が数倍ハンサム、モデルだそうだ。張孝全は劇中カツラだった。2010.3.23@香港國際電影節(會展)


■□10年に見た映画一覧□■