NBAのスター姚明（ヤオ・ミン）は今年8月スクリーンに登場する。上海電影製片廠はNBA主席の協力を取り付け、アメリカのバスケットボールのスター選手が中国にやってきて新人選手を育てるという映画を撮影することになった。映画には姚明、黄暁明（ホアン・シャオミン）、余文樂（ショーン・ユー）が参加する外、Kobe Bryantや引退したMagic Johnsonも出演するという。
中国では一昨年オリンピックを開催し、今年11月には広州でアジア競技大会が開催される。全国的なスポーツブームに合わせるように、中影が呉宇森（ジョン・ウー）プロデュースでアジア競技大会をテーマにした映画を撮影するだけでなく、上海電影片廠と大盛國際は今年8月にNBAのスター選手が中国にやってきて新人選手を訓練するという物語を、大陸の胡雪樺が監督して撮影する。
上海電影片廠が今回撮影するバスケットがテーマの映画《神奇》は、中国の巨大マーケットを見据えているアメリカNBAの協力で、スター選手の貸し出しと映画出演の許可が出ている。現在はKobe Bryantと話し合い中で、聞くところによると中国で撮影することに大いに興味を示しているという。大陸マーケットは巨大、拒否する選手はいないだろう。
映画撮影の期間はNBAスターの夏休みにあたっているため、8月に撮影、10月完成だとみられる。劇中最も出演シーンが多いのは姚明と黄暁明で、２人は師弟の関係。物語は才能のあるバスケット選手を育てるためアメリカからNBAのスター姚明、Magic Johnson、Kobe Bryantを中国に招聘し、指導を乞う。特訓を受けるのは黄暁明や余文樂など。（中略）
香港の余文樂はバスケットの腕もなかなかで、今回の起用となった。彼は昨日電話で「話はあります。自分自身はバスケットが好きなので、時期があえばこの映画には大いに興味があります。けれど今現在のところ、他の映画を受けてしまっています。僕も時間があるのかどうか分かりません」と話した。また黄暁明のマネージャーは昨日、現在話し合い中だとは認めたが、今のところ何も話すことはないとした。
上海電影製片廠は電話インタビューに答え、《神奇》は現在準備中だと認め、「そういう話はあるが、いまのところ選手たちが主で、俳優についても話し合っているところだ」と語った。さらにDavid J. Stern・NBA主席が上海電影製片廠を見学した後、合作の話が出てきたと話し、「話し合いの結果一緒に仕事をすることを決めた。すでに周杰倫（ジェイ・チョウ）の《功夫灌籃（カンフー・ダンク）》を撮っており、成績もよかった。NBAという大きなブランドなら当然よりよいはずだ。Sternも映画の英語タイトルは《Amazing》と名付けてくれている。中文では《神奇》と呼んでいる。（略）by 2010.6.2「蘋果日報」
どんなものができあがるのでしょうか。かなり謎ですが・・・。
