《打擂台》北京プレミア

《打擂台》レトロポスター。カンフーコメディ《打擂台》は昨日、北京でプレミアを行った。映画の出資者である劉徳華アンディ・ラウ)、プロデューサーの林家棟(ラム・ガートン)、監督の郭子健(デレク・クォック)、鄭思傑、主演の梁小龍(ブルース・リャン)、陳観泰(チェン・カンタイ)、泰迪羅賓(テディ・ロビン)、黄又南(ウォン・ヤウナム)、歐陽靖(MC Jim)、賈曉晨(JJ)などがそろい、さらに張國立、寧浩(ニン・ハオ)も特別に出席し、《打擂台》を応援した。


主演俳優たちはそれぞれ映画は「拳が肉に到」り、CGは使わず俳優たちはみな怪我をしたと話した。陳観泰と梁小龍は最近ではスクリーンに出ることが少ないため、若い観客たちには《錦衣衛》や《功夫》などがわずかに印象に残っている程度だ。陳観泰は「2人の監督は僕たちに『この脚本はあなたの為に書きました』と言ったんだ。彼らは邵氏(ショウブラザーズ)映画のファンで、真の功夫映画が大好きときている。それで出演を承知したんだ」と話した。梁小龍もまた「今の武侠映画や功夫映画は、CGに頼りすぎている。《打擂台》のようにCGを使わず、拳が肉に食い込むような映画は本当に少ない。自分は老骨にむち打って捨て身でやった」と語った。


劉徳華は、彼が演じた《投名状》の趙二虎は張徹(チャン・ツェー)監督の《刺馬》で陳観泰が演じた黄縦にあたると話した。「陳可辛(ピーター・チャン)と張徹は表現しようとする主題が異なるが、《投名状》を撮る前、僕は張徹版《刺馬》を見た。彼の演技を見たあとで趙二虎はどういう役なのかよく分かった。陳観泰の視線のどれにも意味があった。あのように野性的で豪放な役では、ひとつの動作、ひとつの目線だけで十分なんだ」と話した。by 2010.6.1「文匯報」

《打擂台》は大陸でも広東語版で上映されるらしいのだが、北京でも広東語版なのだろうか?