黄仲標、許鞍華、譚家明、李志毅、區丁平、舒琪、關錦鵬
陳英尉：監督
香港演藝學院電影電視學院の学生によるドキュメンタリー作品。黄仲標と監督たちへのインタビューでまとめられている。
今回の香港電影資料館の特集上映「捕光捉影・向兩位攝影大師致敬」には舒琪と香港演藝學院電影電視學院が協力している。舒琪は自分のところの学生に撮影と発表の機会を与えようとこの作品を作らせたのだろうと思われる。まだまだ未熟な感じのインタビュー内容と編集。インタビューから黄仲標のすばらしさはたしかに分かるのだが、莫とした感想や思い出、エピソードだけでなく（それがあってもよいが）、あるひとつの場面について、監督の見方と黄仲標の見方を解説してもらうなりし黄仲標がどうやってイメージを作り上げていくのかに迫って欲しかったし、黄仲標が作る画面の源はどこにあるのかいついても、もっと突っ込んでほしかった。今回は監督とカメラマンの関係に絞ったと話していたが、物足りなかった。やはり監督だけでなく、照明、音声、出演者へのインタビューも必要だろうと思う。
舒琪が関わってるといえば、2008年の香港國際電影節のクロージングで見せられた舒琪と演藝學院の学生の習作《咖啡、或茶》を思い出す。これは見ているのが辛かったが、今回は無料だし、まあ許せる範囲かとは思うが、なんか舒琪のゴリ推し感が・・・。と内容と関係ないことが気になってしまった。
2010.8.29@香港電影資料館「捕光捉影・向兩位攝影大師致敬」
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