北斗星之阿詩、七女性之苗金鳳、十三之花劫(中集)

黄仲標、TVB(フィルム組)時代の3作品。

北斗星之阿詩》

《北斗星之阿詩》黄杏秀、伍衛國、呉孟達、劉松仁 許鞍華:監督 1976年
大陸からやってきた少女・阿詩はマカオで唯一の身よりを尋ねるが家はもぬけのから。その後香港の知り合いの元になんとかやってくるが、歓迎されない。しかたなく知り合いったばかりの男の元に身を寄せ、客を取るようになる。客の1人と密たかに心を通わせるようになるが男は薬物中毒だった。男は薬と手を切ろうとソーシャルワーカーを訪ねるのだった・・・。

《七女性之苗金鳳》

苗金鳳、盧遠、呉正元、張淑儀 譚家明:監督 1976年
苗金鳳の女優、主婦、妻、女性の姿を追っていく。譚家明的ハイクラスな人々の生活をのぞき見る感じ。解説によるとゴダール的と言われており、《彼女について私が知っている二、三の事柄》《恋人のいる時間》などから影響を受けているそうだ。

《十三之花劫(中集)》

朱江、黄杏秀 譚家明:監督 1977年
ペシミスティックな中年の医者と少女との出会い。パンとズームを多様して2人の関係を追っていく。
素顔に近いと幼く、化粧をすると妙に色っぽくなる女優の黄杏秀。張國榮デビュー映画の相手役だが、(今は)陳百祥の妻でもある(驚)。
2010.8.29@香港電影資料館「捕光捉影・向兩位攝影大師致敬」


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