ジュード・ロウ、マット・デイモン、ケイト・ウィンスレッドなどハリウッドスターが多数出演する映画《Contagion》が現在、香港で撮影中だ。昨日は、何超儀（ジョシー・ホー）がクルーに加わり、土瓜湾浙江街のビルで撮影が行われた。しかし撮影隊が大がかりで、スタッフの車や食事用の車が通りや空き地を占領し、浙江街は小巴や乗用車の乗り降りが出来ず、一時映画スタッフと運転手たちの間でいざこさになった。その間、何儀超や徐天佑（チョイ・ティンヤウ）らはその場におらず、争いには気がつかなかったようだ。
午前10時すぎ、徐天佑がまず現場に到着。車から降りる際には水を飲みながら記者に笑って挨拶、その後スタッフに連れられ撮影現場へ。昼になり、何儀超が事務所の車で到着。まずスタッフから臨時のメイク室の場所を聞き、その後車に乗って1巡、再び戻ってきた。映画会社が箝口令を敷いているため彼女は多くを語らず、無表情で車から降りてきた。クルーはタイ料理店と美容室を貸し切って休憩所としており、何儀超はまっすぐ美容室へ行くと、スタッフは美容室のガラスを黒いビニールで覆い内部が見えないようにした。
夜になり記者は空き地へ行き撮影を試みるが、スタッフに拒否。その時、徐天佑と、黒い帽子を被り黒い服を着た監督のスティーヴン・ソダーバーグが見えた。一行は夜8時ごろに土瓜湾の撮影現場を後にした。by 2010.10.3「東方日報」
映画は03年のSARSが背景と言われている。監督は現場にいるが、マット・デイモンやジュード・ロウやケイト・ウィンスレッドらが香港に来ているのかは不明。9月29日には荃灣華人永遠墳場でも撮影したようだ。《Contagion》については→http://www.imdb.com/title/tt1598778/
