周星馳（チャウ・シンチー）が15年前に主演した《西遊記》は、クラシックな名作に数えられている。彼は6月に郭子健（デレク・クォック）と共同監督で《新大話西遊》撮影を決めた。しかし今回、周星馳は出演せず、孫悟空役は未定だ。周星馳は、かつて羅家英（ロー・ガーイン）が演じた唐僧に《歳月神偷》の李治廷（アーリフ・リー）をと考えている。李治廷の事務所では周星馳と話し合いはもったが、出演するかどうかは決まっていないと話している。
億を超える資金の《新大話西遊》は6月クランクインで、現在のところスタッフは蘭州や上海でロケハンをしている。この映画で周星馳は、制作、プロデューサー、監督、脚本の4つの職を兼ねるが、出演はしない。またこの映画で重要な皇母娘娘には、昨年8月周星馳自ら口説いたという誠意と張曼玉（マギー・チャン）がコメディに出たいと思っていることなどから、彼女になる可能性が高い。2011.1.19「明報」
