華誼兄弟2011年の予定

映画会社の華誼兄弟は24日、北京で記者会見を開き、2011年度の計画を発表した。華誼は台湾の鈕承澤(ニウ・チェンザー)監督、林書宇(トム・リン)監督と新作を撮る。さらに鈕承澤は、新作《LOVE》には、阮經天(イーサン・ルアン)、趙又廷(マーク・チャオ)が出演、趙薇(ヴィッキー・チャオ)、周迅(ジョウ・シュン)との共演も望んでいると話した。
また華誼兄弟は、今年の計画を発表した。作品には徐克(ツイ・ハーク)の《狄仁傑前傳》、《畫皮2》、馮徳倫スティーヴン・フォン)の《太極》、成龍ジャッキー・チェン)の《十二生肖》、夏永康(ウィン・シャ)と陳國輝(トニー・チャン)監督の《全球熱戀》、《九降風》の監督・林書宇の新作《星空》などがある。


初めて華誼兄弟で映画を撮る鈕承澤の新作は《LOVE》。「愛に関するもので、僕には『豊富な経験』があるが、常日頃、僕たちは恋愛では往々にして他の人の感覚というのを忘れてしまいがちだ」といい、自分の作品ではそいうった忘れられがちな人たちの感覚を描き出せるといいと話した。新作《LOVE》には、《艋舺》の主演、阮經天と趙又廷が再び共演、女優については周迅と趙薇と交渉中。
林書宇は、新作《星空》は《九降風》と同様、新人を起用するとし、現在4、50人の子供たちが訓練を受けており、予定では3月末にクランクインする。また大人の俳優には知名度のある俳優を起用する予定だ。2011.2.24「中央社