人約離婚後

《人約離婚後》
方力申(アレックス・フォン)、羅仲謙(ヒム・ロー)、佘詩曼(セ・シーマン)、陳智燊(ジェイソン・チャン)、陳嘉寶(アンジャリア・チャン)、陳嘉桓(ローズ・チャン)、傅嘉莉(ケリー・フー)、洪天明ティーミー・ハン)、金剛、方皓玟、莊思敏、楊梓瑤(キャロル・ヨン)、詩雅(ミッシェル・ワイ) 
葉念琛(パトリック・コン):監督


阿寶(佘詩曼)とRyan(方力申)の披露宴、2人の成長の記録ビデオが流れるはずだったが、突然の砂嵐の後に写ったのはRyanが見知らぬ女性とベッドインしているビデオだった。唖然とする招待客に向かって阿寶は披露宴の取り消しを宣言した。
分かれたはずの2人だが、女ったらしのRyanは、彼女の整理に困ると阿寶を呼び出し、芝居を打って相手をあきらめさせていた。毎度毎度で嫌気がさしている阿寶だが、美味しい食事をえさにされると抵抗できない。
ある日、これまた食事とワインに誘われて出かけていくと、そこは夫婦交換の集いだった。そこで阿寶とRyanは、曼麗(傅嘉莉)と杰(羅仲謙)夫婦を知った・・・・。


TVBで人気の佘詩曼を起用したのが今回の目玉。佘詩曼36歳、目の周りの化粧が濃い。さらにずっと足露出ファッション。おみ足が綺麗なのは分かっているが、36歳が足露出しっぱなしで、若い子ぶったファッションはかなりつらい。それさえなければ、台詞回しも(テレビ的だとは思うが)、上手いし、そつない。さらに変に女おんなしない、さっぱりキャラクターもいい。
方力申は女ったらしにさらに磨きがかかった役で、佘詩曼相手に口八丁でがんばっている。しかし方力申、ほんと、どんどんうすっぺらそうな二枚目になっていくし、ハンサムはやなり劣化するとつくづく思う。
このところ今ひとつだった葉念琛、今回はかなり巻き返した感あり。それなりに人も入っているようだ。
2011.7.24@新寶戲院


■□11年に見た映画一覧□■


ひとつ思い出したこと。劇中、阿寶と杰が甜品を求めて車を走らすのだが、最初に映る閉店してしまっている店はたぶん尖沙咀の五代同糖、2件目に屯門の甜品店として出てくるのは紅磡の「芝麻緑豆」だった。