徐克《龍門飛甲》はIMAX3Dで

徐克。徐克(ツイ・ハーク)監督の3D武侠大作《龍門飛甲》とIMAX社は北京で調印式を行った。この映画の出資者である于冬・博納影業董事長は、IMAX3Dで製作したこの映画は、12月18日から正月映画として公開すると発表した。
このところ中国市場におけるIMAXは急速に伸びている。《唐山大地震》《建党偉業》の2本もIMAXのスクリーンで上映されている。于冬董事長は、《龍門飛甲》はIMAXで製作する映画というだけではなく、中国語映画史上初のIMAX3D映画となると話した。
なぜ3D映画を撮るのかという質問に徐克は、新しいテクノロジーで多くの人を引きつけたい。「映画は物語が一番で、物語があって初めて人物が動き回る可能性が広がる。さらに加えて精密な視覚デザインが映画全体をより魅力的にする」と話した。これまでもテクノロジーに多いに執着をもっている徐克は、IMAX3Dにも期待を寄せており、「IMAX3D版《龍門飛甲》は画像処理を行い、色彩も新しくなり、視覚デザイン上では予想どおりの出来あがりで大変に喜んでいる」と語った。
3Dは製作費が高いが、博納は資金回収の心配はないのだろうか。于冬は、2、3年前であれば困難であったが、現在の映画市場は十分に発展しており、全国ですでにIMAXスクリーンは50にのぼっている。IMAX3D版《アバター》はIMAXスクリーンで2200万元の興行成績をあげている。数年前であれば回収出来なかったであろうが、現在はまったく問題ないだろうと話し、その後于冬は、映画は12月18日クリスマス公開と宣言した。2011.8.17「新浪娯楽」

3Dは鑑賞に疲れるので好きになれないだけでなく、3Dにするといっきにゲームっぽくなる。