含涙的玫瑰

《含涙的玫瑰》
謝賢、南紅、胡楓、周吉 
楚原:監督 陳景森:美術 1963年 
粤語 無字幕 玫瑰


画家の黄秋白(謝賢)は、フランスで賞を獲得し香港へ戻ってくる。5年前、彼は思いを寄せる江子萍(南紅)を残してフランスへ旅立った。香港へ戻った秋白は子萍の住まいを尋ねるが、そこに人の気配はなかった。秋白が疲労からか倒れ病院に入るとそこには子萍と思われる看護婦がいた。彼女の居場所を聞き出し後をつけた。そこで秋白は、かつての友人・凌漢(胡楓)と子萍と子供の姿を見た。しかし子萍と思われた女性は実は子萍の妹・子青(南紅、二役)で、彼女の話しから秋白がフランスへ立ったあと、子萍は凌漢と結婚するが、凌漢の絵は売れず生活は苦しく、さらには難産で亡くなっていたことを知る。さらに凌漢は絵を描く気力を失って、酒ばかり飲んで荒れた生活をしていることも知る。
秋白はなんとか凌漢の自信を取り戻させようと、画商を巻き込んで策略を練る。そうするうちに凌漢の実力が認められ、彼の描いた「含涙的玫瑰」が世界的に高い評価を得る。凌漢はイタリアの美術学校から講師の依頼を受けてローマに行くことになった。
秋白は、凌漢の姿を見て安心し自分の使命は終わったと考え、思いを寄せていた子青に結婚を申し込む。ところが、凌漢も子青への思いを募らせており、ローマへ一緒に行って欲しいとプロポーズするのだった・・。
(続きはのちほど)
2012.8.19@香港電影資料館(穿梭古今・雕城鏤棟 ― 大佈景師陳其鋭、陳景森父子相輝展)


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