任賢齊（リッチー・レン）、陳慧琳（ケリー・チャン）、張家輝（ニック・チョン）、許紹雄（ホイ・シウホン）、林雪（ラム・シュ）、任達華（サイモン・ヤム）、邵美琪（マギー・シュウ） 杜琪峰（ジョニー・トー）：監督
また〜、杜琪峰ったら、って感じです。見ているあいだ中、ニタニタ笑ってた私って（笑）。事件は作られる。情報は操作される。風刺満載。みんな真面目な顔して、やってるのが可笑しくて。その杜琪]峰カラーに陳慧琳がやっぱりとけ込めてない。見てるこっちも慣れないからね。陳慧琳って真面目くさった顔すると、力入って口の端は上がっちゃうし、目は三白眼になるし。普通の顔が出来ない。台詞を言っている時はいいが。やっぱり杜琪峰式なら、普通の顔してやらないと、面白みが減る。そういえば、《大隻佬》で張栢芝（セシリア・チョン）をいたぶった上司（張兆輝）が、かなり前面だった。
風刺なので、「成報」で映画の宣伝を兼ねた号外が作られた。これもよくある手だけど、マスコミを遊んじゃおうって事ね。
私的にはニタニタ笑う映画なんだけど、香港人ったら、途中ちょっと可笑しいところでは、笑わないとソンといわんばかりに、わざとでもここぞと大きい声で笑う。笑いどころが全然違うんだけど。今日初日で、夜8時も10時も旺角では90％以上の入り。
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