周星馳は暴君

周星馳チャウ・シンチー)の撮る喜劇には少なからぬファンがいる。しかし周星馳は、監督たちとは上手くやっていけないようだ。王晶バリー・ウォン/ウォン・ジン)、李力持(リー・リクチー)、洪金寳(サモ・ハン)、杜琪峰(ジョニー・トー)など、周星馳と仕事をした後は、みな彼に対して意見があるようで、最後には反目するはめになっている。最近、王晶が大陸で記者のインタビューを受けたおり、我慢できず記者に向かって暗に星爺を批判する発言をした。彼が言うには、あのお笑い王は笑うことはほとんどない。しかしお金をもらうだんになると笑えるのだ。それはまるで星爺がお金にしか目がないと言っているようなもの。また彼は、暴君で撮り直しが大好きだと話した。
星爺はこの件についてどう思うかと問われ、王晶の話には同意せず、王晶の前ではあまり笑わなかった事は認めたが、だからといっていつも笑わないとは限らないと話した。
星爺は、「王晶監督が自分をどう見ているのかは知らないが、王晶の事を信じてはいけない。なぜなら彼は僕のことが分かっていないからだ」と話した。実際のところ映画界で星爺と仕事をした監督たちの多くが、彼に対しては意見があるようだ。他の人と組んでする仕事の仕方について、星爺は考える必要があるのかもしれない。by 2004.9.22「蘋果日報

「東方日報」にも同じような内容の記事が出てますが、王晶は「一流のお笑を作る人はすべからく暴君、周星馳もそうだ・・・」と言っている。暴君の被害を受けた人には申し訳ないが、見ている方としては、完成したものがよければそれでいい。それだけ。ただ、ご本人が「友だちがいない」とでも悩んでいるなら話は別だが(笑)。よき助手や理解者(彼女でも。彼女の存在は公にしてないみたいですが)、そして多少意見の言える人でも近くにいれば、それで十分なのでは。あとは観客が支持してくれれば、それで作り手としては満足ではないでしょうか。