羅守耀、香港映画を救う

銀河映像公司の主席・羅守耀(デニス・ロー)は、昨日記者会見の席で影視點製作有限公司の成立を宣言し、主に香港映画の製作を行うと発表した。第1作は中国星(チャイナスター)との共同作品の《非常青春》で、彼が自ら監督し、邱禮濤(ハーマン・ヤウ)がプロデュースと撮影監督をつとめる。俳優は2Rの黄婉伶(レース・ウォン)、呉日言(ヤン・ン)、張豪龍、小儀、森美、羅蘭(ロー・ラン)、林雪(ラム・シュ)、黄浩然(レイモンド・ウォン)ら。
・今年は8本製作
初めて監督をつとめる羅守耀は、緊張している様子だが、幸いにして経験豊かな邱禮濤が助けてくれる。資金は800万香港ドル、5人の長洲生まれの若者の友情と宿命をユーモアいっぱいに描く作品になる。長洲がテーマになる。さらに羅守耀は、この会社で今年8本の映画を製作、うち杜[王其]峰は3本を受け持つと話した。(略)by 2005.1.27「明報」

羅守耀、「裕泰興」董事。昨年、杜琪峰(ジョニー・トー)は彼に銀河の株を売り、羅守耀が董事代表取締役)になっていたようだ。なおこの「裕泰興」は老舗のデベロッパーで、創始者は羅守耀の父で、彼は三男。たしか章小蕙(テレサ・チョン)が借金をしていた相手ではないかと思うが。羅守耀は、02年には身代金目当てで誘拐されたりしている。
話題集めなのか、自分がやりたいだけなのか。「裕泰興」の董事、時間ないでしょうから、実質は邱禮濤が監督するんでしょうね。