成龍ハリウッドはこりごり?

成龍ジャッキー・チェン)の《神話》は一昨日カンヌでお披露目。それはさておき、

マスコミから、もうハリウッドでは撮らないのかと聞かれた成龍は、最初はすごくアメリカ市場に参入したいと思っていたが、入ってみれば自分には合わないと分かったという。規則が多すぎる。特に保険のことが彼を大いに困らせた。例えば、椅子から飛び上がって地面に降りるという動作でも、保険会社の人間が安全かどうか見なければならない。アメリカマーケットは確かに影響力は大きい、しかし自分がしたいことをして不愉快になるならしかたがない。香港のような自由さがないのだ。これから撮る映画では、アメリカと香港の撮影スタイルのいいところを取るという。by 2005.5.19「明報」

成龍の保険金、それは普通に考えたらすごい数字だろう。というか、危険なアクションには、保険がかけられないかも。何ごともいい加減な香港だから、いままで撮れていたのかもしれない。
呉宇森ジョン・ウー)といい、成龍といい、ハリウッドに行けば行ったで不満がいっぱい。隣の芝生はとっても青かったってことか。でも行ってみたから分かったこと、けして無駄にはなっていないはず。