ブログのスタンス

時々ここにも書き込みをしてくれるJingさんココぽちさんの日記の6月23日、6月25日あたりで著作権の事が話題に出ているので、ココと「小春新聞」id:koharunewsでの私の考えを書いておこうと思う。
ココも小春新聞も基本的には、自分の覚え書きと自分の資料のつもりで書いているが、多くの閲覧者があるのは事実。
まずココだが、いまの香港映画の事を語るのに、香港もしくは他の媒体からのニュースなくしては語ることは不可能なので、新聞や雑誌の訳(もちろん自分で訳している)を載せている。訳について許可はとっていないが、引用(訳)がどの部分か(線でかこまれた部分)と出典(いつのどの媒体か)を明記している。またそれによって自分の考えと新聞記事をはっきりと区別している。元記事にリンクを張らないのは、リンク先がきれるかもしれないということと、出典の明記があれば十分と考えるからだ。
他のblogもしくは他の個人サイトからの無断引用はしない。引用する必要があれば、トラックバック機能を使うか、リンクを張るなどする。
またココでは極力、新聞記事や雑誌記事に附随している写真をアップしない(例外はある)。記事はあるのに写真がないと思っている方も多いかと思うが、写真には掲載した媒体に権利がある以外に、肖像権(香港には肖像権がないらしいが)と、その写真を撮ったカメラマンにも権利がある。
方さん(方中信)についてだけは例外的に記事から取った写真をアップしてるが、それはたぶん文句は言われないだろうというあまい考えなので、削除してほしといわれれば、すぐに削除するつもりがある。
「小春新聞」についても基本的には同じスタンスだが、写真についてだけ、さらにあまあまな考えでたくさんアップしている。写真を小さく控えめにしているのも引用と資料という考えからだが、これも同じく削除せよといわれれば、いつでも削除するつもりだ。
Jingさんは訳詞を無断で引用されて大変に悔しく悲しい思いをされているようだが、その気持ちはよく理解できる。ココでも小春新聞でも、自分の興味の赴くまま記事を拾い、覚え書きのために訳しているとはいえ、多くの人の目に触れるということを考えれば、それなりに言葉を選び、分からなければ辞書を引く、友人に聞くなどの時間を割いている。閲覧者に感謝してもらおうとか喜んでもらおうという気持ちはあまりない。しかしその努力と時間に敬意も払わず、まるで自分が訳したかのようにどこかに書かれたとすれば、それは大変に怒りさらに悲しいだろう。
出典さえ明記してくれれば、ココの訳を引用するのは自由だ。blogは簡単にトラックバックすることが出来るし、リンクを張ることも可能だ。その機能を十分に使ってこそのblog。
そして、つねに情報提供者には敬意を払っていきたい。