《頭文字D》の続編は

映画《頭文字D》は一昨日の晩パーティーを開き、上映4日で1700万香港ドル(1600万だと思うが)、アジア全体で6000万香港ドル、さらに今年の香港映画初日興行成績1番を祝った。
一昨日の晩出席したのは、社長の林建岳、監督の麥兆輝(アラン・マック)、周杰倫ジェイ・チョウ)、黄秋生(アンソニー・ウォン)、余文樂ショーン・ユー)、鍾鎭濤(ケニー・ビー)。陳冠希エジソン・チャン)と劉偉強(アンドリュー・ラウ)は海外にいるため出席できなかった。興行成績はいいにもかかわず林建岳は続編は作らないだろう、つくるとすれば、前編か後編になるという。彼は、《無間道》続集や《無間道III終極無間》のように、観客が全部見ても分からないのは困ると笑った。
麥兆輝は《頭文字D》はまだストーリーを発展させていける空間があるが、技術の上で今回以上のものを作るのには困難が付きまとう。続編の版権を取得することは問題はない。またハリウッドのある映画会社が《頭文字D》に興味を示しており、ハリウッドの大きな資金を得られれば、今回以上のものが作れる。
今回の製作資金には1000万米ドルを使っており、もし続編を作るとすれば、投資額はさらに大きなものになると思われる。《頭文字D》の海外への売れ行きはよく、すでに損はしない状況だ。日本への販売価格だけで、500万米ドルに達している。
もし続編を撮るとすると陳小春(チャン・シウチョン)は出演するのか?麥兆輝は、最初はするといい、しかしもう一度考えてから「そうとは限らない」と話した。続編は主役と外国のレーサーの戦いを考えており、小春は日本のチームなので、出番はないだろうという。小春との仲がさらに悪くなったと言われるのは、困らないのか? 麥兆輝は笑って困らないといい、他の映画で小春を使うだろうし、麥兆輝はシガーを吸わないし、劉偉強も吸わないと話した。*1
続編を撮るかはまだ決定していないが、すでに《頭文字D之阿爾卑斯山賽道》*2とよばれている。
・荘澄、鄭秀文で恋愛映画
寰亞の荘澄は続編は2つのストーリーを考えていると言う。1つは周杰倫陳冠希の物語。もう1つは先代の車神・黄秋生と鍾鎭濤の物語。劉偉強も麥兆輝も仕事が入っているため、もっとも早くても今年の暮れか来年初めの撮影になる。
また今年後半、寰亞(メディア・アジア)は5つの作品を撮る予定だ。杜琪峰(ジョニー・トー)の警察もの《賊與賊》、何超儀(ジョシー・ホー)、何韻詩(デニス・ホー)、楊千嬅(ミリアム・ヨン)の《哀悼乳房》、麥兆輝、荘文強(フェリックス・ジョン)監督の《情義両心知》(仮題)、黎明(レオン・ライ)と杜汶澤(チャップマン・トー)*3。劉偉強は梁朝偉トニー・レオン)で撮る予定*4、さらに鄭秀文(サミー・チェン)主演のラブコメで、2、3か月後にクランクインの予定だ。by 2005.6.29「大公報」

続編は撮るでしょうね、きっと。前編か後編かというと、やはり《無間道》と同じ構造じゃないのか(笑)。陳冠希の評判がいいから、陳冠希は残すんんだろうね。黄秋生と鍾鎭濤っていうのは、2人の若い時を、他の誰かに演じさせるという考えもあるのかも(これも《無間道》式じゃない・笑)。でも若手で誰ができるのか? また台湾から1人か。

*1:詳しくはid:koharunews:20050626を参照

*2:訳せば、「イニシャルDアルプスレースコース」か。急な坂道ってことでしょうか。

*3:香港版《レインマン》と呼ばれているものだろう。id:hkcl:20050503参照。

*4:劉徳華アンディ・ラウ)と梁朝偉で撮ると言われていたものか。