◎見たい映画をつなぐタスキ(ただしここでは中華電影限定)
もにかるさんからたすきを貰ったので、ちょっと考えてみた。
1)過去1年間で一番笑った映画
バカになって笑ったということで、谷徳昭(ヴィンセント・コック):監督、鄭中基(ロナルド・チェン)、張達明(チョン・ダッミン)、李燦森(サム・リー)《龍咁威2》。最近コメディといえば鄭中基。
2)過去1年間で一番泣いた映画
歳とともに涙腺が弱くなっているのだが、この1年だと泣けるものはそれほど多くなかったような気がする。爾冬陞(イー・トンシン):監督、房祖名(ジェシー・チェン)、薜凱琪(フィオナ・シッ)《早熟》の最後の方。
3)心の中の5つの映画
難しいので、自分にとって、いろいろなきっかけとなった映画を考えたので新しい映画はなし。
- 香港映画にはめてくれた《英雄本色(男たちの挽歌)》
- 東京国際映画祭での上映で、生の張國榮(レスリー・チャン)を見に行ったはずなのに、心は陳小春(チャン・シウチョン)に行ってしまった《金枝玉葉(君さえいれば 金枝玉葉)》
- 初めて見た時は「へんだ」と思ったが、後で見て、しみじみいいと思った王家衛《旺角卞門(いますぐ抱きしめたい)》
- 主役の劉青雲(ラウ・チンワン)を通り越して方中信(アレックス・フォン)に惚れてしまった《十万火急》
- 山を歩くシーンの構図が絵画のように美しく、様式美にいたく感心してこんな映画があったのかと思った胡金銓(キン・フー)の一連の作品。《侠女》《山中傳奇》《空山霊雨》《龍門客桟》
4)見たい映画
近いところで期待しているのは、黄精甫(ウォン・チェンポー/ウォン・ジンポー)《阿嫂》、爾冬陞(イー・トンシン)《千杯不酔》、徐克(ツイ・ハーク)《七剣》。早く見たいということで、杜琪峰(ジョニー・トー)《黒社会》、撮影は終わったのか《以和為貴》《文雀》《放逐》、いつから撮るのか《龍城殲霸》。できるのかどうか分からないが、故・胡金銓から呉宇森(ジョン・ウー)に渡った《華工血涙史》を周潤發(チョウ・ユンファ)主演で。
5)このタスキをつなぐ方々
blogを持っている友人は、あまりいないのでタスキは下記の2人に送ります。
a mui的電影中心生活のa muiさん
本と中華と笑いの日々michiyonさん
気が向いたら考えてみて下さい。