ロケ地

《柔道龍虎榜》のロケ地について質問があったので、答えておこうと思う。これはスクリーンで見たときにすぐに分った場所。(なおblogの性質上、ログは毎日流れて行くのでかなり前の日にちにコメント入れてくれても気がつきません。そのあたりよろしくです。)
さて、質問の「郭富城(アーロン・クォック)が古天樂(ルイス・クー)を最初に投げ飛ばす場所」は、香港医学博物館(http://www.hkmms.org.hk/)の横。id:hkcl:20041117に横の上の方から撮った写真があるので御参照のほど。このあたりは撮影に好く使われる場所。すぐ近くのYMCAの前の通りは《大隻佬》で劉徳華張栢芝に、自分は不思議な力があると言い、ティッシュを相手に技を見せる場面でも使われている。
ちなみに《柔道龍虎榜》では上環の下の方、文咸西街か文樂街あたりも使っていると思う(古天樂と應采兒がお金を拾いながら走る場面)。また梁家輝(レオン・カーファイ)がいる道場は香港柔道館(銅鑼湾そごう近くのビルの上の方にあり、実際に柔道を教えている)。
中環から上環一帯はとにかくたくさんの映画で使われているので、ロケ地めぐり好きの人は、ふらふらと心の赴くままに散歩することをお勧めする。このあたりで迷ってもたいしたことはないから。そして気になった風景は写真に撮るなり、頭で記憶するなりしておけば、映画を見た時に「あ、あそこ、あのあたり」となんとなくはすぐに見当がつく。さらにふらふら歩いたあとウチ(ホテル)に帰ってから、自分が歩いた道を地図を見て確認しておけば完璧。こうやっておけば、そのうち歩いていて地図がなくても頭の中でだいたいの自分の位置が把握できるようになる。
ちなみに私はロケ地巡りがすきなのではなく、ぶらぶら心の赴くままに歩くのが好きで、そうやって歩いていたら、ロケ地が分かってしまうという状態なのです。バスに乗っていても、小さい子供と同じ、外を眺めていたい人だから(笑)。