林依倫（アレン・リン）
唐永健（ケルビン・トン）：監督
Focus Filmの「亞洲新星導」シリーズ第3弾。というわけでまだ完成品ではない。監督はシンガポール人だが、資本は香港なので、香港映画に分類しておく。
最初から分かっていたのだが、言語は北京語で字幕は英語のみ。とても眠かったこともあり、何度も沈没。それには言語の問題もあるが、なんせ画面が暗くて暗くて。映画が暗いのではなく、本当に画面が暗いのだ。理解できる台詞は1歳児程度だが、たぶんストーリーはあってなきがごとし。ひとりの作家と、劇場の不思議な案内係りや婦人警官、図書館の司書などを巡る愛情の数々。散文のような画面が続く。そんなこんなで沈没（とほほ）。途中、作家に原稿を催促する編集者役で尹子維（テレンス・イン）が出ていたと思ったが？ 髪がすごく短く別人のように見えたが、あれは尹子維かと思う。（どうやら別人だったらしいのだが）そして彼の台詞だけが広東語なので、もうクリアに分かる分かる。
上映後、シンガポールからやってきた監督とのティーチインもあったのだが、監督、広東語は聞けるが話せない。北京語か英語ということで、これまたほとんど理解不能（とほ）。ただ、少し分かったのは、台湾映画のような雰囲気が目標だとか。完成したら、中文の字幕がつくでしょうから、また見ますです。
2006.2.25@香港芸術中心
なお、このシリーズの最初の作品《人魚朵朵（靴に恋する人魚）》は、4月6日から香港で公開される（やっと見られる）。
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