追妻記

謝賢、嘉玲、姜中平 
秦剣:監督 1961年 モノクロ


俳優の謝賢似の謝聖(謝賢)は、ごく普通のサラリーマン。彼の憧れの人は女優の嘉玲。ある日、彼の会社の社長(姜中平)が雇ったのは嘉玲似の女性・慧玲(嘉玲)。猛烈にアタックするが、実は慧玲は社長の愛人だった。社長と慧玲は、妻に2人のことがばれそうになり、つい慧玲は謝聖の妻と嘘をつく。嘘に喜ぶのは何も知らない謝聖。
しかし社長の家庭に招かれ、妻や子供を見た慧玲は、自分の立場に疑問を持ち始める。貧しさゆえバーにつとめ、母の医療費のため社長の庇護を得るようになったが、やはり自立していかねばと考え、すべてを話して社長の元を離れようと決心するのだった・・・。
コメディな作りで、かなり笑わせる場面あり。
2006.4.15@香港電影資料館「光藝的都市風華」


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