唐李禮《日記》

張曼玉(マギー・チョン)、周潤發(チョウ・ユンファ)、劉徳華アンディ・ラウ)は南京大虐殺の歴史悲劇を演じる可能性がある。国家広播電影電視総局は昨日、20年来の禁忌を破って初めて、香港の監督・唐李禮(スタンリー・トン)による3億元の大作《日記》の撮影を許可した。また唐李禮は、かつて噂になった藤原紀香を忘れておらず、彼女をこの映画に出演させて、紀香人気下降を食い止めようとしているようだ。
唐李禮と中国国際傳媒集団は南京大虐殺を題材にした大作《日記》の撮影許可を得た。この映画は2007年12月13日の南京大虐殺70周年に上映したいと考えている。
張曼玉は校長を
唐李禮は昨日、この映画の準備にすでに5年を費やして、アメリカ、ドイツ、日本及び大陸の資金4000万米ドルを集めており、来年撮影を始めたいと話した。また主役には張曼玉、周潤發、劉徳華藤原紀香などが確実だとも言う。物語りは、当事、生命の危険を冒し、写真や日記、映画など様々な形式で南京で発生した悲劇の真実を記録しようとした西洋人たちの話しだ。
唐李禮は、張曼玉には金陵中学の呉校長の役を考えている。男女主役以外に、アメリカ、日本、韓国などの国際的スターが参加することになる。また紀香の役は、日本人看護婦で、当地の傷痍兵を助けるために中国にやってきたという役だ。
今回歴史的に重要な仕事を担うことについて唐李禮は、十分に自信はあるといい、6年前南京博物館を訪れ泣き崩れ、この映画を撮って死んだ人々の為にしたいと決心したと話している。bu 2006.5.19「東方日報」

撮るのは撮るんだろうが、この出演者は何処まで信じていいのか。というわけで「成報」では、

香港の俳優については未だ決っていない。唐李禮は「この映画には注目に値する人物がたくさん登場する。なかでもある重要な役は張曼玉に相応しく、また抗日の英雄が相応しいのは劉徳華、彼のイメージは一貫して前向きでまっすぐだ。暫くしたら話をしたいと思っている」と話した。by 2006.5.19「成報」

というわけだ。