四鳳求凰

《四鳳求凰》蕭芳芳、馮寶寶、李司祺、禤素霞、呂奇、梁醒波 
何建業:監督 興藝 1969年 DVD


月華(蕭芳芳)は4人姉妹の長女で、学校の教師。彼氏の國始(呂奇)はラジオドラマ作家。次女・月娥(李司祺)は、身体の具合が悪いと、仕事を休みがち。三女・月影(馮寶寶)はちゃっかりもの。四女・月圓はまだ子供子供している。父親(梁醒波)は楽器店を経営、母は早くに亡くなっており、4人姉妹は家事を分担している。
ある日、國始は月華に家を尋ねていいかと聞くと、月華は父は自分に対して偏見があり、優しく無い。それは、自分が生まれたとき、父は商売に失敗していたからだという。それに反して、父がもっとも可愛がっているのは次女。それは彼女が生まれた時には、商売が最も上手くいっていたからだという。それを聞いた國始は、父親から真相を聞き出そうと考える。父がもっとも可愛がっている次女の彼氏と偽って、楽器店につとめ、聞き出す機会を伺った。ある日、父親は月華は自分の子供ではないと話した・・・。


途中、コメディタッチのところもあり、人生の道理を解く場面もあり、最後にはめでたしめでたしで終わる。
蕭芳芳が綺麗で、馮寶寶はおませちゃんで、いまや健康食品のCMでしかお目にかかれない李司祺が一途に彼氏を思う娘を演じている。きれいどころ4人と呂奇が見どころの映画。
興藝は何建業が自分で作った会社で、光藝の系列会社になる。またこの映画の別名は《[イ肖]皮姑娘》。


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