瓊瑶に見込まれる

3年の休息を終え復帰、心を込めて《又見一簾幽夢》を撮影している瓊瑶は、クルーを率いてフランスのプロバンスでロケをしているが、心労が重なり最後には病気になってしまった。主演の紫菱を演じる張嘉倪はプレッシャーが大きい。泣く場面では、3時間撮影のあと、彼女はその場で休みをとっていた。
撮影はたいへんだったが、瓊瑶は大いに満足していた。瓊瑶は、自分自身《一簾幽夢》の物語りが大好き。今回は2度目のドラマ化だが、新しい《又見一簾幽夢》の内容は、まったく新しいもので、旧作とは異なる。
今回、瓊瑶は、大陸の新人、張嘉倪を主役にした。張嘉倪は演技経験がないので、彼女のシーンに瓊瑶は大変ナーバスになっていた。しかし彼女が演じていくうちに、最終的には瓊瑶の心配はなくなり、張嘉倪は関門を通過したといえる。
慧眼の瓊瑶は、今回、方中信に雲帆の役をオファーしている。これも好く考え方中信(アレックス・フォン)に決定している。彼女はまず、方中信が出演した十数本の映画を鑑賞、方中信が演じるさまざまな役を見て、彼の演技を大いに気に入り、彼が雲帆役を演じることで、さらによいものになるだろうと考えたのだ。by 2006.8.30「文匯報」

時期が書かれていないので、何時の事かはっきりしないが、もうプロバンスロケは終わったのだろうか。