《満城盡帯黄金甲》を避けて《墨攻》11月末上映

クリスマス映画のラインナップがつぎつぎと発表されている。中国語映画の勢いはすごく、周潤發(チョウ・ユンファ)、鞏俐(コン・リー)、周杰倫ジェイ・チョウ)主演の《満城盡帯黄金甲》と梁朝偉トニー・レオン)、金城武の《傷城》は西洋映画《007カジノロワイヤル》とがっぷりよつ。劉徳華アンディ・ラウ)主演の《墨攻》は混戦をさけ、クリスマス時期をあきらめ11月末上映で先手をきる。
今年のクリスマスは大作が目白押し。中国語映画では、梁朝偉金城武舒淇(シュウ・ケイ/スー・チー)、鞏俐、周杰倫やしばらく中国語映画に出演していなかった周潤發と、キャストを見ただけでも魅力的。加えて《傷城》の劉偉強(アンドリュー・ラウ)監督と《満城盡帯黄金甲》の張藝謀(チャン・イーモウ)監督という集客力のある監督作品だ。2作品のプロモーション体制もすでに整いつつあり、《満城盡帯黄金甲》のプロモーション会社は、鞏俐、周杰倫を香港に呼び寄せようと企画している。
最近では、大作古装映画の香港上映には準備期間が長いことが多い。劉徳華主演の《墨攻》も時期を計っている。クリスマス時期は強力な作品が多いため、《墨攻》は同じ古装片の《満城盡帯黄金甲》と観客の奪い合いを避けるため、クリスマス時期をあきらめ、11月末に上映することにした。
外国語映画では、ダニエル・クレイグ主演《007カジノロワイヤル》が12月21日上映、ベストセラー小説の映画化《侠影魔龍(エラゴン 遺志を継ぐもの ERAGON)》、ヒュー・ジャックマンクリスチャン・ベール主演の《龍之魔法(The Prestige)》、外国アニメ《[足易][足達]小企鵝(Happy Feet)》、日本のアニメ《柯南(名探偵コナン)》などがあり、《コナン》の映画上映は香港では始めてになる。by 2006.916「東方日報」

今年のクリスマスは久々にわくわくしそう。