甄子丹ひっぱりだこ

昨日、記者は甄子丹(ドニー・イェン)が所属するマネージメント会社・星匯国際伝媒から、現在《破軍》を撮影中の甄子丹は、今年すでに6本の功夫映画撮影のオファーを受けていると知らされた。《李小龍伝》、陳嘉上(ゴードン・チャン)の《陳真》、徐克(ツイ・ハーク)の《原震侠》(原振侠のことのようだ)、中国とモンゴル出資の《成吉思汗》と葉偉信(ウィルソン・イップ)と撮る古装功夫映画、さらにもう1本は現在詳細は話せないという。
映画《七劍(セブン・ソード)》と《龍虎門(ドラゴン・タイガー・ゲート)》が好評を得た後、功夫片は再び映画マーケットの一部を占め、甄子丹は功夫映画界で注目される最も重要な人物となった。映画《李小龍伝》の製作者は、昨年すでに甄子丹と頻繁に接触、甄子丹こそ李小龍を演じられると、幾度も話している。なぜなら2人の成長過程は似ている。子供時、家族と共にアメリカへ移民、幼いころから武術を学び、チャイナタウンで大きくなった。甄子丹は、李小龍は自分のアイドルであり、大勢の人のアイドルでもある、この役は慎重に考えなくてはならないとしている。陳嘉上が撮影する《陳真》と徐克監督で日本で撮影する《原震侠》は、主演男優はすでに甄子丹に決まっているという。中国とモンゴルが共同で投資する《成吉思汗》の製作者は、甄子丹に鉄木真(テムジン=成吉思汗)を演じて欲しいと強力にオファーしている。これら以外に、葉偉信は《破軍》を撮り終えると、古装功夫片を1本撮る予定で、これにも甄子丹を主演男優にと考えている。《殺破狼(SPL狼よ静かに死ね)》《龍虎門》《破軍》に続いて4度目の組み合わせになる。黄金のカップルで興行収入も保証されているといっていいだろう。by 2007.1.17「ent.sina.com」

このうち何本が実際に撮影開始されるのか分からないが・・。
原振侠、映画では、周潤發(チョウ・ユンファ)が出た《原振侠與衛斯理(セブンス・カース)》を思い出す。ただし周潤發は衛斯理で、原振侠は錢小豪(チン・シウホウ)。テレビシリーズは、黎明(レオン・ライ)が原振侠。
《成吉思汗》、日本でも最近、撮っていたような。
陳嘉上の《陳真》は台湾の長宏集団が出資で、今年中に撮影開始。ここ周杰倫ジェイ・チョウ)の《灌籃》を撮る予定の会社でもある。(by 2007.1.4「聯合報」)