《Lost in Beijing》ベルリン行きに暗雲

粱家輝(レオン・カーファイ)主演の《跟蹤》と大陸の映画《Lost in Beijing》の2本の映画は、今年のベルリン映画祭のパノラマとコンペティション部門にそれぞれノミネートされている。しかし先週の水曜日、《Lost in Beijing》は大陸の審査を通過できず、映画会社がラブシーンと賭博に関係する15か所を削除をしないかぎり、ベルリンへは出品できないことになった。
しかし、もしこれらを削除すると、映画は中身が変わってしまい、さらにストーリーは支離滅裂になると、映画関係者は指摘する。映画は大陸の検閲を通る前に、密かにベルリンに応募している。このような事態になったが、ベルリン映画祭では参加の権利は保留するという。状況は昨年の《頤和園》と同じだ。この映画の監督・婁[火華](ロウ・イエ)は、最後には5年間の映画製作参加禁止を大陸政府からいいわたされている。(略)by 2007.2.4「東方日報」

頤和園》は2月10日、11日の2日間(2回だけ)、灣仔・藝術中心で上映される。チケットは購入済みだが、普通語に英語字幕なので、台詞の理解はかなり苦しいだろうと思う