《梅蘭芳》主役に黎明?

大陸の監督・陳凱歌(チェン・カイコー)は一昨年監督した《無極(PROMISE)》の評判が悪かったため、名誉回復に、今年5月から受賞を目指す返り咲き作品《梅蘭芳》の撮影を始めると決めた。すでに報道されているように、陳凱歌は粱朝偉(トニー・レオン)へのオファーが出来ず、舒淇(シュウ・ケイ/スー・チー)と噂になったことのある黎明(レオン・ライ)と王力宏ワン・リーホン)のどちらかになり、最終的には京劇の扮装で秀でた黎明が恋敵を打ち破ったようだ。


陳凱歌監督の《無極》は、謝霆鋒(ニコラス・ツェ)と張栢芝セシリア・チョン)のカップルが男女主役をつとめ、雲南のシャングリラでロケたしが、興行成績も評判も芳しくなかった。《無極》の教訓から今年5月に撮影開始する《梅蘭芳》に対して凱歌は慎重で、キャスティングにも脚本にも要求が高い。


陳凱歌は昨年、粱朝偉に梅蘭芳出演をオファーしたが、結果は失敗。粱朝偉が断ったとも、梅蘭芳の子・梅葆[王久]が粱朝偉の北京語が水準に達しておらず、自分の声で演じるのは難しいと言ったとも伝えられていた。その後、陳凱歌は、普通語が流暢な黎明か王力宏から選ぶことになった。
北京の新浪網は昨日の報道で《梅蘭芳》のイメージクリエイター宋小川にインタビューをしており、「黎明が京劇の衣装合わせをしたところ、思った以上の出来だった」といい、さらに香港の俳優は天賦の才があると多いに褒め、霊気は十分で、様々なポーズも少し習っただけで、すぐに出来てしまうと話して、主演は香港の俳優だと暗示した。(略)by 2007.3.3「蘋果日報

黎明、全然想像がつかない。というか似合いそうにないのだが大丈夫か、もう少し華奢な人の方がいいのではないか?

4日の報道では、黎明本人はカメラテストを受けたこと自体も否定しているようだ。