《老左正傳》撮影

黄秋生(アンソニー・ウォン)、毛舜筠(テレサ・モウ)、鄭中基(ロナルド・チェン)、莫文蔚(カレン・モク)は3月30日、香港返還10周年を記念する映画《老左正傳》の記者会見に出席した。黄秋生と毛舜筠は劇中夫婦を演じ、鄭中基は息子を演じる。40歳代の毛舜筠が30歳代の鄭中基を息子に持つということで、毛舜筠は「私も不思議よ。だけど私が知っている鄭中基は気持ちは若いし、ガールフレンドもとっても若いでしょう。だから問題ないわ。嬉しいのは、黄秋生と夫婦を演じられて、たくさん2人のシーンがあるということ」と話した。
黄秋生の役は善人、彼に左翼かと聞くと「もちろん。しかし左翼にもいろいろな種類がある。僕はトロツキー派だ」と話した。(略)by 2007.3.31「明報」

この映画は、銀都機構製作、方平(フォン・ペン)プロデュース、趙良駿(サムソン・チウ)監督で、いち写技師の1967年から2007年に渡る物語。中央政府から黄秋生主役とのお声掛かりだったようだ。また鄭中基と莫文蔚は16歳から40歳までを演じる。銀都機構といえば、やはり影藝のことにも触れるのだろうか。上映は香港、大陸ともに6月15日からと決まっているようだ。