《葬禮》クランクイン

新作《葬禮》は昨日、湾仔の学校でクランクイン式を行った。出演俳優の陳小春(チャン・シウチョン)、譚耀文(タム・イウマン)、林家棟(ラム・ガートン)、徐天佑(チョイ・ティンヤウ)と監督の鍾繼昌が出席、俳優たちは小道具の血と刀で儀式を行った。
ロケ隊は、学校の講堂を葬儀場に作り替え、会場の中央には恵天賜の顔写真が飾られ、現場は造花でいっぱいになっていて、本物そっくりだった。映画会社は利是(お金)をスタッフに配った。映画は黒幇(ヤクザ)の頭の葬儀から抗争が始まるというもの。徐天佑と林家棟は黒社会の頭・恵天賜の息子を演じ、父親の後を継ぐ。
昨日、葬儀の場面を撮影、麻の衣を着た天佑は、今回の役は外国から香港へ戻ってきて父親の事業を継ぐ青年の役で、学生に扮するため、すどうしの眼鏡を作りここ数日掛けているが、どうしたわけか、近視になったように思うと話した。また先日は小春に打ちのめされる場面を撮影し、小春に胸を引っ掻かれてしまった。(略)by 2007.4.8「文匯報」

製作はユニバース。監督の鍾繼昌は、陳嘉上(ゴードン・チャン)と《A-1頭條》がある。悪役の小春に期待してみよう。→id:koharunews:20070408にも記事&写真。