郭城富《英雄本色》へ!?

劉徳華アンディ・ラウ)と郭富城(アーロン・クォック)はすでに14年共演していない。最近になり馮徳倫スティーヴン・フォン)は2大スター共演で新版《英雄本色》を撮ろうとしているという。2人は兄弟を演じ、今回の共演で、演技の火花を散らせるといいと2人のスターも期待している。


馮徳倫が数年をかけ準備している新版《英雄本色》は、来年3月クランクインと決まっている。この映画は劉徳華のFocus Filmが出資、67年龍剛版《英雄本色》をリメイクするもので、ストーリーは主に2人の兄弟の怨念と仇におかれている。旧版で謝賢(パトリック・ツェ)が演じた兄は劉徳華が演じると決まっているが、王偉が演じた弟は、郭富城が演じることになりそうだ。馮徳倫はこの夢の組み合わせが、観客に新鮮な感覚を与えてくれるだろうと期待している。


劉徳華と郭富城は《九一神鵰侠侶(アンディ・ラウ 神鳥伝説)》《五億探長雷洛伝之父子情仇(リー・ロック伝 大いなる野望 Part2 香港追想)》《機Boy小子之真假威龍》《超級學校覇王》の4本で共演しているが、2人はすでに14年共演していない。馮徳倫は今回、2人のスターが共演することで化学変化を起こせると考えている。彼は「郭富城の《父子》を見たあと、郭富城が短気で粗暴な役を演じられると分かった。演技もうまくなっている。彼はこの映画にぴったり。彼の役は《スカーフェース》のアル・パチーノの役に似ている。力を発揮できるし、郭富城にとってもひとつの挑戦だと思う」と話している。


郭城富は脚本を受け取ったことは認め、「脚本を貰ったばかりでまだ見ていないが、馮徳倫からストーリーを聞いている。悪くないと思う。たけどまた契約はしていない。スケジュールが都合できるかどうかを見てみないと。でも劉徳華と長いこと共演していない。僕も期待している。この10数年で僕らはいろいろな経験をしている。共に大人になった。再び共演することで科学作用が起こるだろうか?」と語った。
劉徳華は昨日電話で「え。僕はよく分からない。新譜のプロモーションとコンサートの準備で忙しい。馮徳倫とゆっくり話してない。監督が誰に何の役をやらせるかについては、僕に意見はないよ。なぜなら誰が演じるかは監督が最もよく理解している。郭富城へのオファーもいい。僕たちはもう長い間共演してないから」と話した。by 2007.3.31「頻果日報」

弟役は、もう少し若い人がいいと思うのだが・・・。