七擒七縱七色狼

《七擒七縱七色狼》狄娜、李香琴、羅蘭、譚炳文、鄭君綿、杜平、戴偉光、陳良忠、高魯泉、周吉 
楊権:監督 1970年 モノクロ DVD


美人スリの白艶娜(狄娜)は小巴の中でスリをはたらいたところを、乗り合わせた警官につかまりそうになった。艶娜は唐樓の1部屋に逃げ込みからくも警察から逃げた。その部屋には、先の小巴の運転手を含め7組の住人がいた。美人の艶娜をなんとかものにしようと7人は策略をねる。「ひと月のうちに7人の男性と知り合えば、困難から逃げ出せる」とおおウソをついて7人は彼女との1夜をものにしようとしたのだが・・・・。


男どものバカさ加減と、単純な男のこころを利用してうまく危機を越えていく狄娜の機転。もちろん今見れば、なんてことはない話しなのだが、当時は笑いを取れたのだろと思う。狄娜というセクシー女優をめいっぱい見せる映画で、狄娜は足も出すし、薄着だしで、当時としてはまあまあ露出している方か。狄娜、顔は瑳峨三智子という感じ(たとえが古いが)。声が低くて、比較的早口で、そっけない話し方が面白い。
そしてこの映画の発見は羅蘭の露出。といっても上半身でちょっと胸の谷間が見える程度だが、「実はそんなにグラマラスだったのか」と言われているのがおかしい。


これが王晶版《七擒七縱七色狼》の元だが、王晶版(感想はid:hkcl:20071003)はタイトルだけ頂戴したまったく別作品だった。


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