《劍蝶》上海で撮影中

呉尊(ウー・ズン)、蔡卓妍(シャーリーン・チョイ)共演の《劍蝶》(以前のタイトルは《武侠梁祝》)は、現在上海で撮影中。スクリーン初登場の呉尊は、処女作に大いに緊張している。彼は劇中梁仲山を演じ、アクションシーンが多いため、撮影開始前にアクション監督の程小東(チン・シウトン)について剣と体の動かし方とアクションを習った。朝廷の奸臣に捉えられるシーンでは、彼は屋根の上を走り、戦い飛び跳ね飛び降り、まるで古装版《ミッション・インポッシブル》のようだった。


監督の馬楚成(ジングル・マー)は、少々危険な撮影にはダブルを使うよう呉尊に提案したが、彼はあくまでも自身で演じた。訓練は十分だったが、呉尊も怪我をさけるのは難しかった。アクションについては常に要求の高い程小東も呉尊のプロとしての態度と出来映えを褒めた。呉尊の手や腕は擦り傷で血が出、あちこち傷だらけになった。しかし彼は苦しそうしながら心配げに笑って「掌を擦ってしまって、事業線に影響はないだろうか? 事業運はとても大切なんだ」と話した。この場面だけですでに5日間撮影している。呉尊の手の傷はかなり痛いだろうが、ファンの心の痛みには比べられないだろう。by 2008.4.30「文匯報」

記事中にあるようにタイトルが《劍蝶》に変更になっているようだ。