《同門》旺角でロケ

寰宇の新作《同門》は一昨晩、砵蘭街にやってきた。余文樂ショーン・ユー)は黒幇(ヤクザ)の親分のボディガード。一昨日の晩のストーリーは、彼が酒を飲んで千鳥足のところに、恭碩良(ジュン・コン)率いる陳子聰(コンロイ・チャン)ら数十人のチンピラが出動してきて、余文樂を殺そうとする。密かに余文樂を思っている江若琳(エイレン・コン)は彼を抱えてヤクザの包囲を破ろうとするが、酔っぱらった余文樂は、抵抗する力もなく危機が迫る。幸いなことに黄柏文(ウォン・パックマン)扮する警察署長隊の風俗産業の手入れに遭遇し、寸でのところで逃げ出せるというもの。


監督の邱禮濤(ハーマン・ヤウ)は一昨晩、大いに忙しかった。警察と警察の車を出動させただけでなく、数十人のチンピラに大げんかさせる。現場は広範囲に渡った。中では花柄のシャツを着た陳子聰のチンピラが最も可笑しく役にあっていた。カメラマンは酔っぱらいの眼が赤くなるのは誤摩化せないと話したため、余文樂は酔っぱらいに扮するのにかなりの量のウイスキーを飲んで臨んだ。しかし余文樂は酒に弱く、もう少しで車の中で眠ってしまうことろだった。一昨晩の撮影には見物人が多く、余文樂は常に通行人に向かって挨拶をしていた。by 2008.5.9「東方日報」

恭碩良と陳子聰のチンピラはかなり怖そうだ(笑)。