《同門》最終撮影

余文樂ショーン・ユー)、江若琳(エレイン・コン)、杜汶澤(チャップマン・トー)、官恩娜(エラ・クン)が一昨晩、大角咀で新作を撮影中、突然1人の酔っぱらいが飛び出して来て大声で騒いだ。さらに11歳の娘を道路に突き飛ばし、警官が来てその場を収めた。俳優たちは、その情況をしょうがないと言った風情で眺め、撮影の邪魔をされたのは初めてではないと江若琳は話した。


邱禮濤(ハーマン・ヤウ)監督の映画《同門》は一昨晩、大角咀楓樹街で車がクラッシュする最終の撮影をした。車が横転する為すべての俳優はダブルを使用しており、俳優たちがメイクをしている間に、歩道に1組の親子が通りかかった。父親は酔っぱらって11歳の娘を怒鳴り、さらに娘を道路に突き出した。幸いなことに車は通りかからなかったが、酔っぱらいの行動に現場のスタッフは驚いた。


その後、酔っぱらいはロケ隊が撮影中も大声で怒鳴なったため、スタッフがすぐに止めたが、酔っぱらいは分かってくれず、小競り合いになった。驚いた少女は泣き出して止まらず、現場が混乱している間に誰かが警察に助けを求め、警官が現場に到着しその場を収めた。さらに酔っぱらいの妻に知らせて、夫と少女を迎えに来てもらい、映画会社は撮影を続けた。


酔っぱらいが去ったあと、次々と俳優たちはメイクをした。中でも江若琳の顔が最も恐ろしく、彼女は芸能界に入って最も醜い姿をさらすことになった。江若琳も鏡を見て自分にびっくりしていた。(略)by 2008.6.6「東方日報」

ロケ地の大角咀楓樹街は杜琪峰(ジョニー・トー)の《黒社会以和為貴》でも使われている場所。ココ参照。