鄭秀文×陳奕迅《査之女》は中秋節公開

麥兆輝(アラン・マック)監督、鄭秀文(サミー・チェン)、陳奕迅(イーソン・チャン)主演の《査之女》は、9月11日中秋節に、大陸と同時に公開される。今回、鄭秀文と陳奕迅は初共演、彼女は今回の撮影が楽しくなるとは思ってもいなかった。陳奕迅は明るい性格で、普段現場では話題に事欠かず、彼がその場にいるだけで回りはにぎやかになり、彼の出番がなければ現場は寂しくなってしまった。


劇中、陳奕迅はヤクザのボスを演じ、中国と香港の両地で工業用油を密輸しており、両方の警察に追われている。逃亡期間中、子供が仇に身代金目当てで誘拐され、妻は警察に救助を求める。鄭秀文は愛と正義感にあふれた警視で、この誘拐事件の担当になり陳奕迅と救出の大計画を練る。当初ヤクザのボスである陳奕迅は警察を警戒しているが、最後には警察の協力で子供を救い出すことができ、鄭秀文への見方が変わる。


鄭秀文は、《長恨歌》が05年に公開されたあと長い間、新しい映画を撮っていない。従って《査之女》に彼女は期待している。この映画は麥兆輝と劉偉強(アンドリュー・ラウ)のコンビ解消後初めての作品で、麥兆輝もこの映画には神経質になっている。脚本の荘文強(フェリックス・チョン)は以前に、《査之女》の物語は黒澤明の《天国と地獄》からインスパイアを受けたと話しており、推理劇がセールスポイントだ。by 2008.7.10「頻果日報」

久しぶりの鄭秀文にちょっと期待。