《畫皮》9月公開に暗雲??

周迅(ジョウ・シュン)、甄子丹(ドニー・イェン)、趙薇(ヴィッキー・チャオ)、陳坤(チェン・クン)主演の《畫皮》は、本来9月末公開だが、最近になり映画は複雑な事態に陥っており、公開があやうくなっている。


この映画の監督の1人錢永強(アンディ・チン)の弟・錢永健は、先だって《畫皮》のもう1人の監督・陳嘉上(ゴードン・チャン)を攻撃した。「《畫皮》は僕と僕の兄錢永強がかなり以前に考え出した映画プランだ。僕たちは製作スタッフや出資者を探し、僕は《畫皮》の脚本を書いた。その後陳嘉上に僕たちの映画のプロデューサーになってもらった。しかし彼は自分で新しく脚本を書き、さらに自分で監督もしてしまった。僕は1銭も受け取っていない」。


錢永健は最近になり香港の出資会社に弁護士の手紙を送り、大陸の関係部門に情況を報告する手紙を送った。さらに各映画館にも《畫皮》は係争中で、もし映画館が《畫皮》を上映すれば法律的手段を取ると通知した。


矛先にいる陳嘉上はこの件に関して、「実は彼の脚本では審査は通過できなかった。もしそれで撮影が中止されれば、大陸の投資者の損失は重大なものになる。だから僕は人助けのためにまずこの映画を受けた。さらに僕は、錢永強にギャラを払わなければならないと投資者に再三話しているし、映画にも僕と錢永強の共同監督だと書かなければならないと言っている。いまゴシップになっているが、僕には罪はない」と話している。by 2008.8.1「東方日報」