《十月圍城》3月クランクイン

陳徳森(テディ・チャン)が04年に準備を始めた民初片《十月圍城》は出資者の曾獻基が自殺してしまったため、資金繰りができず撮影できなかった。ここ4年陳徳森は資金集めに奔走していたが、映画は資金調達ができ、3月中に撮影を開始する。俳優は周潤發(チョウ・ユンファ)、黎明(レオン・ライ)、甄子丹(ドニー・イェン)、郭富城(アーロン・クォック)らで、資金は1億5千万香港ドル


陳徳森は今年、資金が集まり《十月圍城》を撮影する。この映画は04年に準備を初め、当時広州に100万香港ドルを投じてかつての香港中環のセットを建てた。さらに俳優については、郭富城、梁家輝(レオン・カーファイ)、劉徳華アンディ・ラウ)、陳奕迅(イーソン・チャン)らと話しがついていた。しかし残念なことに出資者の曾獻基が自殺してしまい、映画は資金不足で最終的には据え置きとなった。また広州に建てた中環のセットは台風で倒れていたため、新たに建設しなおした。


まずは陳可辛(ピーター・チャン)に礼を言わなければならないだろう。大陸に新しく出来た中環はよりリアルになった。資金は3000万元。映画は、孫中山が香港へやってきて義捐金活動をしようとしていると、孫中山を受け入れる香港の商人は満清政府が孫中山を亡きものにしようと刺客を送り込んだことを知り、うでに自信のあるヤクザものを孫中山ボディガードに雇う。最後には無事に孫中山を広州におくり届けるというもの。孫中山には周潤發に商人に黎明、そのほか、郭富城、甄子丹、劉青雲、張學友、韓国のクォン・サンウチ・ジニなどにオファーしている。


映画には多くの俳優が出演するため、陳可辛と陳徳森は多くの時間をさいて、俳優たちを口説いている。映画は3月から4月にクランクインするがほとんどの俳優たちがまだ決定していないため、映画会社は詳しい内容の発表をしていない。記者は昨日、陳可辛に電話をすると「この映画はまだいろいろなことが決まっていないため、今のところは何も話せない。すべてが決まれば発表する」と語った。by 2009.1.25「頻果日報」