獅子山下:路

《獅子山下:路》黄淑儀、黄曼、鄭裕玲、陳玉蓮、金山、陳東、陳劍雲、何碧貞 
林徳禄:脚本 許鞍華:監督 1978年 
カラー 粤語 無字幕


2つの話しが平行して語られて行く。
長年の間で薬物中毒になっていた母(黄曼)は、ある日、自ら進んで戒毒所(更生施設)に入るが、娘(鄭裕玲)はなかなか見舞いに来てくれない。ソーシャルワーカーが家を尋ねていくと、娘には子供がいて、近くの家に家政婦として通いで働いていた。子供の父親は見当たらなかった。


娘(陳玉蓮)は、家のためにクラブで働くようになる。そこで同僚から薬物を教えられる。ある日、弟が警察に捕まる。弟はどうしたわけかヤクの運び人をさせられていた。それを見た娘は自らもヤクと手を切ろうと戒毒所の扉を叩いた。


最初の母娘は、なんとアヘンを吸引していて、部屋のベッドの下にその器具を隠している。30年前、まだアヘンを吸っている人を設定したのに驚いた。ここでも鄭裕玲が不細工に見える。
陳玉蓮は許鞍華監督の《天水圍的日與夜》に客演している。どうして彼女が出るのかなと思っていたら、30年前にも一緒に仕事をしていたわけですね。
2009.2.22@香港電影資料館「蛍幕新潮 ─許鞍華+嚴浩的電視影片」


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